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EISBLUMEN （ ice flower ）

ウルリケ・フェルカーによる、メッヘレンレースの技法解説と図案集です。

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商品の紹介１

著者： ウルリケ・フェルカー 著
言語： ドイツ語、英語
※　本書は、母国語版原書です。
種類： ハードカバー　96 ページ
寸法： 29.7 × 21.0 （ cm ）

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商品の紹介２

　ウルリケ・フェルカーによる、メッヘレンレースの技法解説と図案集です。

　メッヘレンレースは、17 世紀後半、特に18 世紀におこなわれたネットグランドのレースです。その特徴は、グランドにあり、アイスグランドやメッヘレングランドと呼ばれています。（表題の、ice flower は、用いているアイスグランドと ice を掛けています。）
　ネットグランドレースでは、ハーフステッチだけで結ばれる部分を、アイスグランドでは、短い四つ組みを用いておこないます。それにより、特徴的な六角形のグランドを形作ります。

　アイスグランドは伝統的には、ピンを打たずに織ってきましたが、これまでと同様に、型にとらわれないウルリケ・フェルカーは、はっきりとピンを使うべき、と主張しています。ピンを使うことで、作業が楽になり、レースメーカーがアイスグランドを厭うこともなくなるからです。

　技法概説の後に、19 世紀のデザイン（ 大きさ 11 x 8 cm 程度 ）を改変した 10 の美しい花の丸いメダリオンが続きます。それぞれに詳細なテクニック図、白黒写真と型紙が付属しています。
　さらに、2 つの幅が狭くて簡単な練習用のエッジング、また、7 つの美しい花模様のボーダーが続きます。これらは、レースの幅にもよりますが、27 から 105 ペアが必要です。　最後に、ウルリケ・フェルカーがデザインした、現代的なデザイン 2 つで終わります。

「 序論；
　読者の皆様は、旧式のあまり効きが良くない断熱窓に、冬になると小さな氷の結晶が花のように咲いたのを覚えていますか？
　このかわいくて、はかない命の花を、Ice Flower といいます。
　言葉遊びになるかもしれませんが、ここから私は、メッヘレンレースの粉砂糖の衣グランド （ ice ground ）を連想しました。

　アイスグランドは、ピンを打つことで大変簡単にできるようになるのに、今までピンを打たずに制作されてきました。ピンを使えば、他のグランドよりも楽に作れることが、本書をお読みいただければご理解いただけると思います。

　本書のデザインは、1885 年刊行の Richard Hofmann の図案集から改作しました。
p.5 図案記号
p.6-7 糸の選択
p.8 詳細な技法解説（ 図案 ）
p.9-27 詳細な技法解説（ 説明 ）；本章は、本書で用いた特別な技法全てを解説しています。メッヘレンレースに熟練した読者であっても、一通りお読みください。花 1 を中心に説明していますので、花 1 から取り組むことをお薦めします。
p.28 楕円型フレーム（枠）のテクニック図
p.29-58 10 の ice flower
p.59-98 13 の付録； ice flower が難しすぎると感じる読者のために、こちらに数点の図案を用意しました。昔の図案を再図案化したものと新しいデザインです。図案 11 と図案 12 はとても易しいので、メッヘレンレース上達のために良い題材になるでしょう。

ウルリケ・フェルカー （ 原文；英語 ）」

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