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レースピローの素材/ボビンレースブログ



 レースピローの素材についてです。一番外側は。綿やフェルトなどですが、その内側に詰められている物は様々です。

 ボビンレースが始められた当初は、藁( わら )が用いられていたようです。
 しかし、藁の中に虫がわくことに悩まされます。昔は、現在では存在しないような極めて細い糸を用いて、切れないように注意深く織っていたとされていますが、藁に虫がわくことに随分と悩まされたことでしょう。

▲【 海草が用いられた椅子 】

 その解決策として、塩分を含んだ海草が用いられるようになりました。

 塩分により虫がわく問題から開放されたことにより、海草は、レースピローの代表的天然素材として、長く用いられてきています。一方、ピンを刺しっぱなしにすると、ピンが錆びます。


 他には、おがくずであるとか、服・家具の素材の、馬のたてがみ、麻素材なども用いられるようになってきています。これらは、海草とは異なり、塩分を含まないので、レースピンがさびにくくて良いでしょう。(レースピンを、ピローに刺しっぱなしにしないで、早く織り上げるのが一番良いのですが。)

 もっともピンには、めっきピンや真鍮ピン、ステンレスピンもありますし、長期間ピンを刺したままにしなければ、海草でもピンが錆びて駄目になることはないとは思います。


 現在は、天然素材以外に、スタイロフォームが良く使われます。肉や魚を入れる業務用の白い保冷容器と言った方がわかりやすいでしょう。身近にある素材です。

 難点は、十分に充填された天然素材であれば、レースピンを何回も打ったとしても事実上補修しなくても持つのに対して、スタイロフォームは、打った穴はピンを外した後も穴のままなので、消耗品だということです。
 また、ピンを打った際の刺さり具合も、充分に強くない場合があります。

 利点は、価格が安くて、とても軽いことです。ホームセンターで、数百円で買えます。

 ですので、ボビンレースを始めた最初のうちは、ホームセンターなどでを買ってきて、綿などの生地を張って、レースピローを自作するということをお勧めします。

 天然素材も合成素材も一長一短はあるのですが、現在は、合成素材で充分と考える方が多いようです。




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